BTC反落でネックライン維持失敗 米中貿易摩擦激化でCPIは素通り【ビットバンク仮想通貨分析】
10日のビットコイン(BTC)円は1217万7795円から取引が始まった。前日にドル建てBTC相場が短期のダブルボトムを完成させたことで、東京時間はネックラインのサポートを試しに行く展開となり、1200万円周辺まで水準を下げた。ただ、欧州時間に入ると外国為替市場でドル円相場が下値を広げる展開となったことで、円建てBTCは徐々に下げ幅を拡大した。米国時間序盤に発表された3月の米CPIはコア指数を含め俄かに下振れサプライズとなったが、米中貿易戦争への懸念を消化する形で米国株相場は大幅反落し、BTCも連れ安。結局、ダブルボトムのネックライン維持に失敗し、前日の上げ幅の大半を吐き出した。終値は1145万3326円。
第1図:前日のBTC対円(左、1分足)と直近3カ月のBTC対円(右、日足)チャート 出所:bitbank.ccより作成
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著者 長谷川友哉(はせがわゆうや)ビットバンク マーケットアナリスト
英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。
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