Bitget App
スマートな取引を実現
暗号資産を購入市場取引先物BotsBitget Earnコピートレード
米コインベースが2種類の「XRP先物」をCFTCへ申請、4/21以降に提供開始予定

米コインベースが2種類の「XRP先物」をCFTCへ申請、4/21以降に提供開始予定

neweconomy-news (JP)2025/04/07 09:00
著者:一本寿和

CoinbaseがXRP先物を2種提供開始へ

米大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベース(Coinbase)傘下のデリバティブ部門コインベースデリバティブズ(Coinbase Derivatives)が4月3日付で、暗号資産エックスアールピー(XRP)の2種類の先物商品「XRPフューチャーズ(XRP Futures)」および「ナノXRPフューチャーズ(nano XRP Futures)」の提供に向けた自己証明書(Self-Certification)を、米商品先物取引委員会(CFTC)に提出した。

自己証明書は、取引所が新たな先物商品を上場する際、CFTCの事前承認を必要とせずに商品が適法であることを自主的に確認し、同委員会へ申請する手続きである。今回の申請により、両商品は今年4月21日以降に取引が開始される予定となっている。

証明書によると「XRPフューチャーズ」は、ティッカーシンボル「XRL」で提供され、契約サイズは10,000XRP。また同商品は、毎月決済・証拠金担保型の米ドル建てインデックス先物で、表示価格例は約2万ドル(約291万円)となっている。そのため「XRPフューチャーズ」は、大口投資家や機関向けに設計された商品とみられる。

一方で「ナノXRPフューチャーズ」は、ティッカーシンボル「XRP」で提供され、契約サイズは500XRPとして設計されている。同商品は毎月決済・米ドル建てで提供され、表示価格例は約1,000ドル(約14.5万円)となっている。そのため「ナノXRPフューチャーズ」は、小口の個人投資家に対応する商品のようだ。

なおコインベースデリバティブズは今年3月14日にも、暗号資産カルダノ(ADA)および天然ガス(NGS)の先物取引提供に向けた自己認証申請をCFTCに提出したことを発表している。

We’re excited to announce that Coinbase Derivatives has filed with the CFTC to self-certify $XRP futures – bringing a regulated, capital-efficient way to gain exposure to one of the most liquid digital assets.

We anticipate the contract going live on April 21, 2025.

Stay tuned… pic.twitter.com/nKUPjjnMKW

— Coinbase Institutional 🛡️ (@CoinbaseInsto) April 3, 2025

参考: XRPフューチャーズ ・ ナノXRPフューチャーズ
画像:LumerB

関連ニュース

  • コインベースが暗号資産デリバティブ取引所デリビットの買収交渉中、ドバイ規制当局に通知済み=報道
  • コインベース、認証済みユーザー向け流動性プール「Verified Pools」提供開始
  • 米コインベース、カルダノ(ADA)と天然ガス(NGS)の先物提供をCFTCに申請
  • コインベースが米国初の終日取引可能な先物提供へ、長期満期型の永久先物も計画
  • コインベース、EUでのデリバティブ提供に向け企業買収進める

関連するキーワード

#XRP

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

前の記事 PayPalとVenmo、ソラナ(SOL)とチェーンリンク(LINK)を新規対応銘柄に 次の記事 アーサー・ヘイズ、「関税は中期的にビットコイン(BTC)に好影響」

合わせて読みたい記事

OKX、マネロン規制違反でマルタ当局から約1.7億円の罰金処分 OKX(オーケーエックス)の欧州部門OKXヨーロッパ(OKX Europe)が、マルタ共和国の金融情報分析ユニット(FIAU)より、同国のマネーロンダリングおよびテロ資金供与防止規則(PMLFTR)に違反したとして105万4,269ユーロ(約1.7億円)の行政罰金を科された
大津賀新也 ニュース
アスター(ASTR)がイーサリアムに対応開始、Astar EVMからのクロスチェーン対応も アスターネットワーク(Astar Network)の独自トークンである「アスター(ASTR)」が、イーサリアム(Ethereum)上で取引可能になった。4月7日にアスターネットワークの公式Xアカウントより発表された
一本寿和 ニュース
アーサー・ヘイズ、「関税は中期的にビットコイン(BTC)に好影響」 海外暗号資産(仮想通貨)取引所ビットメックス(BitMEX)の共同創業者アーサー・ヘイズ(Arthur Hayes)氏は、トランプ政権による関税政策がビットコイン(BTC)の価格に好影響を与える可能性があると考察している
髙橋知里 ニュース
PayPalとVenmo、ソラナ(SOL)とチェーンリンク(LINK)を新規対応銘柄に 米決済大手ペイパル(PayPal)および、同社傘下のモバイル決済アプリのベンモ(Venmo)における暗号資産(仮想通貨)取引サービスにおいて、新たに暗号資産ソラナ(SOL)とチェーンリンク(LINK)が数週間以内に対応銘柄として追加される。ペイパルが4月4日に発表した
一本寿和 ニュース
コインチェック、旧Liskチェーンの「リスク(LSK)」取扱廃止、イーサチェーン版は付与と取扱開始 国内暗号資産(仮想通貨)取引所コインチェックが、旧Liskチェーンで発行される暗号資産リスク(LSK:旧LSK)の取り扱い廃止予定を4月7日に発表した
大津賀新也 ニュース
米SECがステーブルコインの定義明確化。米ドル連動ステーブルコインは「非証券」 米証券取引委員会(SEC)が、「ステーブルコイン」に関する公式見解を示す声明を4月4日発表した
髙橋知里 ニュース
OKJ、AIフュージョンキャピタルGと提携、暗号資産配布の株主優待で支援 国内暗号資産(仮想通貨)取引所OKJ運営のオーケーコイン・ジャパンが、3月13日に1億円のビットコインを購入した東証スタンダード上場企業、AIフュージョンキャピタルグループ(AIF)との業務パートナーシップ締結を4月7日に発表した
大津賀新也 ニュース
米リパブリック、暗号資産取引企業INXを最大6,000万ドルで買収へ デジタル証券および暗号資産(仮想通貨)の取引プラットフォームを提供するINX Digital Company(INX)が、米グローバル金融企業のリパブリック(Republic)との間で、最大6,000万ドル(約88億円)となる買収契約を締結したと4月3日に発表した
あたらしい経済 編集部 ニュース
バビロン、「Babylon Genesis」メインネット開始へ、「BABY」トークノミクス公開 ビットコイン(Bitcoin)ステーキングプロトコル「バビロン(Babylon)」のフェーズ2として「バビロン・ジェネシス(Babylon Genesis)」のメインネットが開始予定であることが3月31日にバビロン財団(Babylon Foundation)より
田村聖次 ニュース
0

免責事項:本記事の内容はあくまでも筆者の意見を反映したものであり、いかなる立場においても当プラットフォームを代表するものではありません。また、本記事は投資判断の参考となることを目的としたものではありません。

PoolX: 資産をロックして新しいトークンをゲット
最大12%のAPR!エアドロップを継続的に獲得しましょう!
今すぐロック