ギャラクシーデジタル(Galaxy Digital)、LUNA販売をめぐるNYAGとの和解に2億ドルを支払う
ギャラクシーデジタルがNYAGとの和解に2億ドルを支払う
マイケル・ノボグラッツ(Michael Novogratz)氏が率いるギャラクシーデジタル(Galaxy Digital)は、LUNA販売疑惑をめぐりNYAG(ニューヨーク州司法長官)との和解に2億ドル(約300億円)を支払うことに 同意 した。
同社は、LUNA販売をめぐるNYAGとの和解に2億ドルを支払うことに同意。和解では、同社がLUNAの資産に対する金銭的利害を明らかにせずに宣伝し、マーティン法および行政法に違反したと主張している。
2020年にLUNAを購入し、宣伝した後、売却意図を明らかにせず保有資産を売却し、資産に対する金銭的利害を明らかにしなかったと同社は非難されており、NYAGは提出書類の中で、同社は次のように指摘している。
売却していることを明らかにすることなく、初期コストの何倍もの価格で市場に何百万ものトークンを販売した。
ギャラクシーデジタルがLUNA価格を押し上げたとNYAGは主張
NYAGは、同社がLUNAトークンの価格を押し上げたと主張している。
2025年3月24日(月曜日)付けで提出されたNYAGの文書によると、同社は1,850万のLUNAを30%割引で取得後、開示規則を遵守せずにプロモーションしてから販売しており、提出書類には次のように記載されている。
最終的にギャラクシーは、あまり知られていないトークンの市場価格を2020年10月の0.31ドルから2022年4月の119.18ドルに引き上げ、数億ドルの利益を得た。
なお、和解合意の一環として、同社は3年間で2億ドルの金銭的救済金を支払う。15日以内に4,000万ドル(約60億円)、1年以内にさらに4,000万ドル、そして2年目と3年目にそれぞれ6,000万ドル(約90億円)の追加支払いが予定されている。
同社は、この主張に対して認否していないが、NYAGは、ノボグラッツ氏がLUNAの最も声高な支持者の1人であると主張。提出書類には、同氏がかつて、「プラットフォームが“マーケティング活動を通じて”LUNAへの関心を高める上で重要な役割を果たしたことを認めた」と記されている。同氏は、米国における最近の規制変更を歴史的な転換点として歓迎しており、ビットコイン準備金の受け入れをゲームチェンジャーと見ている。これは世界的な採用を加速させ、仮想通貨の主流資産としての地位を固める態勢が整っている。
報道によると、ギャラクシーデジタルは割引価格で1,850万LUNAを購入した後、同社はそのほとんどを一括で販売し、2022年3月までに1億ドル(約150億円)以上の収益を生み出している。NYAGにより、最新提出書類でこれを報告されたものの、LUNAは週間最安値の0.196ドルに暴落している。
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