スタジオジブリ風AI画像がSNSでブーム ジブリ系の非公式ミームコインも急騰
スタジオジブリ風の画像生成がSNSで急増するなか、ソラナベースのジブリにインスパイアされたミームコインが人気を集めている。
3月25日、OpenAIはChatGPT-4oにおいて新たな画像生成機能を公開した。これを受けて、多くのユーザーが『千と千尋の神隠し』や『となりのトトロ』などで知られるスタジオジブリの作風を模した画像をSNSに投稿し、話題を呼んでいる。
OpenAIの最高経営責任者 サム・アルトマン氏 が画像生成機能を発表する際に、ジブリ風画像を投稿したほか、実業家の イーロン・マスク氏 もこの流行に乗る形で自身をモデルにしたジブリ風ポートレートを投稿した。マスク氏はフォロワー数2億1900万人を超えるXの影響力を持ち、過去にはシバイヌ(SHIB)やドージコイン(DOGE)といったミームコインの価格を左右してきた経緯がある。
サム・アルトマン氏が投稿したジブリ風画像. Source: Sam Altman
もっとも、マスク氏やアルトマン氏はジブリ系ミームコインに直接言及したわけではない。しかし、時価総額ベースで最大のジブリ系トークン「Ghiblification(GHIBLI)」は、公開からわずか19時間で2080万ドルの時価総額に 達した 。
執筆時点でのGHIBLIの価格は0.02083ドルで、トークン作成時点から約3万9010%の急騰となっている。
GHIBLIと言うコインは3万9010%高騰 Source: DEX Screener
このほかにも、少なくとも20種類以上のジブリ系のミームコインが新たに作成された。ミームコイン市場は、ビットコインが初めて10万ドルを突破した数日後の2023年12月8日を境に57%下落しており、一部のトレーダーはこうした動きを「息を吹き返す兆し」と見ている。
仮想通貨トレーダーのサックス氏は 、3月26日のX投稿 で「このミームコインが時価総額1億ドルに到達することを祈っている。市場に希望を取り戻すために必要だ」とコメントした。
この現象は、文化的ムーブメントやSNSミームから生まれたミームコインの流行に連なるものだ。2024年11月15日には「Just a chill guy」というミームを元にしたCHILLGUYトークンがソラナ上に 登場し 、大きな話題を呼んだ。
CHILLGUYは11月27日にピークとなる時価総額6億4300万ドルに達したが、その後価格は急落。 CoinMarketCap によると、現在は高値から95%下落している。
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