ゲームストップ、ストライブからビットコイン購入提案
ゲームストップ(GME)は、ストライブ・アセット・マネジメントからの提案書を受領したことを認めた。この提案では、ゲームストップが保有する46億ドルの現金を使ってビットコイン(BTC)を購入するほか、市場からさらなる資金を調達して追加購入を進めるべきだと提案している。
ゲームストップのライアン・コーエンCEOは、 2月26日のX投稿 で、ストライブのマット・コールCEOから2月24日付で 書簡を受け取った ことを確認した。
スワン・ビットコインのマネージングディレクターであるジョン・ハール氏は、 2月25日のX投稿 で「ゲームストップがレバレッジ・ビットコイン・エクイティ(LBE)戦略を採用すれば、GMEとビットコインの両方を冗談だと思っている伝統的金融(TradFi)の投資家の脳を吹き飛ばすことになる」と述べた。
ゲームストップ、ミーム株の象徴から市場リーダーへ?
ゲームストップは、2020年から2021年にかけてのミーム株ブームの中心となり、Redditユーザー主導のショートスクイーズにより、ウォール街のヘッジファンドに大きな損失を与えた。
グーグル・ファイナンスのデータ によると、GME株は2020年4月の0.70ドルから2021年1月の81.25ドルまで、約1万1500%の上昇を記録している。
ストライブの書簡は、ゲームストップがビットコインや代替資産への投資を検討しているという 2月13日の報道 を受けたものである。
ストライブCEOのコール氏は、ゲームストップに対し、市場価格での新株発行や転換社債を通じて資金を調達し、さらに多くのビットコインを購入するよう提案した。
さらに、「赤字店舗をすべて売却または閉鎖し、オンラインプレゼンスを拡大することで、さらなるビットコイン購入が可能になる」と指摘した。
コール氏は、ビットコインを企業の財務資産として保有することで、ゲームストップが「ミーム株」から「市場リーダー」へと脱却できると主張している。
また、ビットコインはインフレ圧力から企業資産を保護する「真の貯蓄資産」になると述べた。
一方で、ゲームストップが他の仮想通貨には投資すべきでないとも助言し、「ビットコインのみ」を採用することで、同社が「規律ある、未来志向の組織」としてのイメージを強化し、株主利益の長期的な保護につながると主張した。
ゲームストップCEO、ビットコイン推進派と交流
ゲームストップのコーエン氏は最近、約44億2000万ドル相当のビットコインを保有する企業ストラテジー(旧マイクロストラテジー)のマイケル・セイラー会長と一緒に写った写真を 公開している 。
ストラテジーのビットコイン戦略は、メタプラネットやセムラー・サイエンティフィックなどの他の上場企業にも影響を与えている。
Source: Ryan Cohen
Strategy’s Bitcoin-buying has inspired other public firms, including Metaplanet and Semler Scientific , to adopt similar strategies.
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