バイナンスジャパンが「Launchpool」提供へ、新規トークン上場時にBNBロックで報酬獲得可能に
バイナンスジャパンが「Launchpool」提供へ
国内暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンスジャパン(Binance Japan)が、新サービス「Launchpool(ローンチプール)」の提供開始予定を12月19日発表した。
「Launchpool」は、対象となる新規プロジェクト発行のトークンがバイナンスのプラットフォーム上で上場する際、ユーザーが保有するBNBなどの特定のトークンを一定期間ロックすることで費用負担なく報酬が獲得できるサービスだ。今回、日本国内での提供に必要な所要の確認と変更対応が完了したことから提供が可能になったとのこと。
グローバル版バイナンスが提供する「Launchpool」では、対象となる新規プロジェクトの発行トークンが、ユーザーが獲得できる報酬となっている。
ただし日本国内向けの同サービスでは、報酬となる新規トークンをバイナンスジャパンが定める時点での市場価格を基にBNBに変換し、そのBNBを報酬として配布するという。
バイナンスジャパンの「Launchpool」では、同取引所既存の貸暗号資産サービス「Simple Earn(シンプルアーン)」にてユーザーがBNBを寄託することで、「寄託契約」に対する利息として「Launchpool」の報酬をBNBとして受け取る形式をとるとのこと。なおユーザーが寄託したBNBの割合に応じて報酬配分は決定されるという。
バイナンスジャパンのユーザーが対象として含まれる「Launchpool」のプロジェクトは、2025年1月以降に開始する予定とのこと。なお発表時点では実施が決定している「Launchpool」プロジェクトはないとのことで、確定次第別途アナウンスをするとのことだ。
バイナンスジャパンは11月26日、日本国内でのユーザー間送金機能(P2P取引)「Binance Pay」を提供開始していた。同機能により、バイナンスジャパンを利用するユーザー間においてビットコインを含む暗号資産合計56銘柄の送金・受取が可能になっている。
画像:iStocks/dalebor
関連ニュース
- バイナンスジャパン、「USDC」国内流通で「電子決済手段等取引業」の登録目指す
- バイナンスジャパン、日本国内でP2P取引「Binance Pay」提供開始
- バイナンスジャパンが「VIPプログラム」改定、BNB平均保有量の下限免除に
- バイナンスローンチプール、イーサL2「Usual(USUAL)」取扱開始、プレマーケットでは11月19日取引可能に
- バイナンスローンチプール、イーサL2「Scroll(SCR)」取扱開始へ
関連するキーワード
バイナンスジャパンが「Launchpool」提供へ、新規トークン上場時にBNBロックで報酬獲得可能に
この記事の著者・インタビューイ
大津賀新也
「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。
「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。
合わせて読みたい記事
免責事項:本記事の内容はあくまでも筆者の意見を反映したものであり、いかなる立場においても当プラットフォームを代表するものではありません。また、本記事は投資判断の参考となることを目的としたものではありません。
こちらもいかがですか?
ポンプサイエンス: トークンエコノミクスの設計が完了
ORDIが27ドルを下回る
「Flocki大学」が始動、暗号通貨ユーザー間の知識ギャップを埋めるため専門家主導の無料コースを提供
簡単に言えば FLOCKI memecoinは、新しい暗号通貨ユーザー間の知識ギャップを埋めるために教育プラットフォームを立ち上げ、ブロックチェーンと Web3 より幅広い視聴者がアクセスしやすくなります。
カイコ氏:イーサリアムは米国の規制変更の恩恵を受け、2025年にプラス成長が見込まれる
簡単に言えば カイコ氏は、ワシントンでの規制変更、特にイーサリアムの分類とステーキングの将来に関する明確化が、来年のETH成長の大きな原動力になる可能性があると予測している。