仮想通貨マイニング企業ビットフフ、エチオピアでマイニング施設を取得
クラウドビットコインマイナーのビットフフ(BitFuFu)が初の物理的なマイニング施設を取得した。同社はエチオピアでの80メガワット(MW)の施設取得をインフラ多様化の始まりと位置付けている。
ナスダックに上場しているビットフフは、6月30日時点で25のマイニング施設を持ち、すべてが第三者によってホストされており、その大半が米国に位置している。他の施設はポルトガルとインドネシアにある。
ビットフフは新しい施設で522MWから600MW以上に容量を増やした。また取得した施設のアップグレードも予定している。ビットメインのS21マイナーの導入により、4.6EH/sのマイニング容量を追加する計画だという。
2024年第2四半期には、ビットフフの管理下の容量は24.7EH/sだった。同社CEOのレオ・ルー氏は 声明で 「この取得は、垂直統合と多様で強靭なビットコインマイニングサイトのポートフォリオへの移行を進める上で重要なマイルストーンである」とのべた。
「この取得を通じて、エネルギーコストを低減し、ビットコイン生産費用を削減し、運用能力を拡大し、収益性を向上させることができる」ともルー氏は語った。
施設のエネルギーコストは平均で1キロワット時あたり0.04ドル以下であり、ビットフフのビットコイン(BTC)あたりのコストを削減するという。ビットフフのマイニング費用は2024年第2四半期までに前年同期比で168% 増加していた 。
半減期以降のマイニング
エネルギー価格の高騰と4回目のビットコイン半減期がマイナーの利益を大きく削った。多くのマイナーは、人工知能(AI)や高性能コンピューティング(HPC)への移行を検討している。
健全な現金準備を持つマイナーは、市場の変動から利益を得て、マイニングを倍増させた。ビットフフはこの戦略から利益を得たマイナーの1つであり、第2四半期の収益を前年同期比で約70%増加させ、1億2940万ドルに達した。
ビットフフは、中国のハードウェアメーカーであるビットメインの幹部によって設立され、同社からの初期投資を受けている。ビットメインはビットフフの戦略的パートナーであり続けており、ビットディアもビットメインのスピンオフ企業だ
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