リップル創業者、ハリス米大統領候補へ約15億円分のXRP寄付
Web3.0インフラ企業リップル社のクリス・ラーセン共同創業者は22日、カマラ・ハリス米大統領候補を支援する政治活動委員会「Future Forward」に、1000万ドル(約15億円)相当の暗号資産(仮想通貨)XRPを寄付したことを 明かした。
同氏は、2024年8月にも、100万ドル(約1億5000万円)相当のXRPをハリス陣営に寄付している。
Future Forwardは、大手 仮想通貨取引所 コインベースが提供する仮想通貨決済ツール「コインベース・コマース」を通じて、仮想通貨による寄付を受け入れている。
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ハリス氏を支持
同氏は、以前よりハリス氏を支持する姿勢を見せている。今回の寄付については、以下のように述べた。
「民主党は、仮想通貨を含む技術革新に対して新たなアプローチを取るべき時が来ています。私は、ハリス氏がアメリカをテクノロジーで世界を支配することを確実にすると信じています。だからこそ、私は彼女を支援するため、XRPで1000万ドルを寄付します。」
またリップル社のブラッド・ガーリングハウスCEOは、ラーセン氏の寄付を尊重し、リップル社が米証券取引委員会(SEC)などの規制当局と闘っていることについても触れた。
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11月5日の米大統領選挙が迫る
ハリス氏がこれまで集めた選挙資金は、9月だけで3億7800万ドルを集めており、過去3ヶ月間で総額10億ドル以上を 集めているという。 これは、四半期で集めた資金調達額としては過去最大の数値だ。
一方、ドナルド・トランプ氏は、1億6000万ドルの調達額に留まっているという。
しかし、分散型予測市場「ポリーマーケット」上の選挙勝利者予想では、トランプ氏(64%)がカマラ・ハリス氏(36%)という比率となっている。
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