Bitget App
スマートな取引を実現
暗号資産を購入市場取引先物コピートレード自動売買Bitget Earn

GUグループがあおぞら銀行とステーブルコイン発行に向け提携、「トークン転換権付き社債」で1.5億円の資金調達も

neweconomy-news (JP)2024/10/10 04:18
著者:大津賀新也

GUグループがあおぞら銀行とステーブルコイン発行へ

ステーブルコイン発行・管理システムやブロックチェーンインフラなどのweb3ソリューションを提供するG.U.Group(ジーユーグループ)が、あおぞら銀行とのステーブルコイン発行の検討に関する基本合意書の締結を10月10日発表した。

発表によると両社が発行するステーブルコインは、信託機能を活用した特定信託受益権型のものになるという。G.U.Groupのグループ会社G.U.Technologies(ジーユーテクノロジーズ)開発のステーブルコイン発行・管理システム「G.U. Coin Studio(ジーユーコインスタジオ)」を通じ、同社開発の「Japan Open Chain(ジャパンオープンチェーン:JOC)」上に同ステーブルコインを展開するとのこと。

なお「G.U. Coin Studio」は、ステーブルコインの本番発行を目指す金融機関向けに、発行・流通を一元管理し、既存の勘定系及び会計システムとの連携可能なシステムであるとのことだ

また今回G.U.Groupは、あおぞらHYBRID3号投資事業有限責任組合からの総額1.5億円の資金調達完了も併せて発表している。なおこの資金調達はトークン転換権付き社債によるもので、同社によると日本初の事例になるとのこと。

そしてこの資金調達によりG.U.Groupのグループ全体の累計調達額は約10億円になったとのことだ。

「Japan Open Chain:JOC」は運営者ノードであるバリデータ、ノード、サーバのすべてを日本国内で運用する仕組みとなっている。これにより日本企業が法的・技術的に安心して利用できるブロックチェーンネットワークを構築することを目指しているとのこと。

なお「JOC」のバリデータには現在、ソニーグループ内スタートアップのコーギア・サイバーリンクス・電通・NTTグループのNTTコミュニケーションズ・G.U.Technologies・insprout・みんなの銀行・ピクシブ・TIS・テレビ朝日グループのextra mile・京都芸術大学・CACが参画している。なおバリデータは最大21社、ネットワーク参加者は100社程度まで拡大するとされている。

また「ジャパンオープンチェーン」のネイティブトークン「JOCトークン」が、今年秋に国内暗号資産(仮想通貨)取引所ビットトレードにてIEO(イニシャル・エクスチェンジ・オファリング)を実施する予定となっている。

なおIEOとは、企業等のブロックチェーンプロジェクト発行のトークンによる資金調達を暗号資産(仮想通貨)取引所が支援し、具体的には主体となって発行体のトークンを販売するモデルのこと。

ちなみに、あおぞら銀行のグループ会社であるGMOあおぞら銀行は、銀行預金をブロックチェーン上でトークン化したデジタル通貨「DCJPY」を発行している。 ・この「DCJPY」については今年8月にインターネットイニシアティブ(IIJ)が、デジタルアセット化した環境価値の決済取引にて利用開始している。

この環境価値のデジタルアセット化および決済取引は、ディーカレットDCPが今年7月に本番検証に向けたシステムリリースをした「DCJPYネットワーク」において行われている。

参考: GUグループ
画像:iStocks/Funtap・BadBrother

関連ニュース

  • Japan Open Chain(JOC)がBifrostと提携、チェーン間の相互運用性の強化で
  • Japan Open Chain、「JOCトークン」の国内IEO今秋実施へ
  • EVM互換の国産ブロックチェーン「Japan Open Chain」、バリデータにCAC参画
  • みんな電力がシリーズCで丸井やSMBC、あおぞら銀行から11.5億円資金調達
  • ディーカレットDCP・GMOあおぞら・IIJ、環境価値のデジタルアセット化とデジタル通貨「DCJPY」決済取引を開始

関連するキーワード

#JOC

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

前の記事 HBOのドキュメンタリー「Money Electric」がビットコインの生みの親はピーター・トッドだと主張し話題に=ロイター

合わせて読みたい記事

HBOのドキュメンタリー「Money Electric」がビットコインの生みの親はピーター・トッドだと主張し話題に=ロイター 2009年初頭、サトシ・ナカモトはビットコインを世に送り出した
あたらしい経済 編集部 ニュース
【10/9話題】Crypto[.]comがウェルズ通知を受けて米SEC提訴、博報堂がワールドコインと提携など(音声ニュース) Crypto[.]com、「ウェルズ通知」を受け米SECを提訴、博報堂がワールドコイン(WLD)のTools for Humanityと提携、広告詐欺対策で、米コインベース、「Taprootアドレス」へのビットコイン送金に対応、NTTデジタル、レイヤー1ブロックチェーン「Injective(INJ)」のバリデーターに、イーサL2「Scroll」、独自トークン「SCR」のエアドロを10月22日実施へ、バイナンスローンチプール、イーサL2「Scroll(SCR)」取扱開始へ、香港規制当局、申請中の暗号資産取引所ライセンスを年内一括承認する意向=報道、アービトラム財団が「Road to Devcon」発表、アジアでの成長目的の取り組みを「Devcon7」開催に向け、イーサリアムのブロック生成間隔を短くする提案「EIP-7781」が提出、スループットの大幅改善か
あたらしい経済 編集部 ニュース
MARA、ビットコインマイニング事業にシェールガスを活用する試験開始 世界最大の上場ビットコインマイニング業者であるMARAホールディングス(MARA Holdings 旧:Marathon Digital Holdings)が、余剰天然ガスでマイニング事業の25メガワットを賄うパイロットプロジェクトの一環として、米国テキサス州とノースダコタ州のシェール地域で発電を開始した
大津賀新也 ニュース
イーサL2「Scroll」、独自トークン「SCR」のエアドロを10月22日実施へ イーサリアム(Ethereum)レイヤー2スケーリングソリューション「スクロール(Scroll)」の独自トークン「SCR」の発売とエアドロップ(無料配布)が10月22日に実施される。同プロジェクトの公式ブログより10月8日発表された
一本寿和 ニュース
バイナンスローンチプール、イーサL2「Scroll(SCR)」取扱開始へ 大手海外暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)が、同社提供の「バイナンスローンチプール(Binance Launchpool)」における暗号資産スクロール:Scroll(SCR)の取り扱い開始を10月8日発表した
一本寿和 ニュース
博報堂がワールドコイン(WLD)のTools for Humanityと提携、広告詐欺対策で 博報堂が、ワールドコイン(Worldcoin)プロジェクトの関連開発会社であるツール・フォー・ヒューマニティ(Tools For Humanity:TFH)との提携を10月9日発表した
大津賀新也 ニュース
NTTデジタル、レイヤー1ブロックチェーン「Injective(INJ)」のバリデーターに NTTドコモのweb3を推進する子会社NTT Digital(NTTデジタル)が、新たに「インジェクティブ(Injective)」の公式バリデーターとなったことを10月8日発表した
大津賀新也 ニュース
米コインベース、「Taprootアドレス」へのビットコイン送金に対応 コインベース(Coinbase)が、「タップルート(Taproot)アドレス」へのビットコイン(Bitcoin)送金に対応開始したことを10月9日発表した
大津賀新也 ニュース
イーサリアムのブロック生成間隔を短くする提案「EIP-7781」が提出、スループットの大幅改善か イーサリアム(Ethereum)の新たな改善提案として、スロットタイムを12秒から8秒に短縮する「EIP-7781」が、イリュリアドゲームズ(Illyriad Games)の共同創業者のベン・アダムス(Ben Adams)氏によって10月5日に提出された
田村聖次 ニュース
0

免責事項:本記事の内容はあくまでも筆者の意見を反映したものであり、いかなる立場においても当プラットフォームを代表するものではありません。また、本記事は投資判断の参考となることを目的としたものではありません。

PoolX: 資産をロックして新しいトークンをゲット
最大12%のAPR!エアドロップを継続的に獲得しましょう!
今すぐロック