米共和党の大統領候補であるドナルド・トランプ氏が、ビットコインを受け入れることで有名なニューヨーク市内のバー兼レストランに登場し、仮想通貨決済を利用したことがわかった。

9月18日にPubkeyがX(旧Twitter)で 投稿した内容 によると、トランプ氏はこのニューヨークのバーでビットコイン(BTC)を使ってハンバーガーを購入した。BTC支持者であり、プロフェッショナル・キャピタル・マネジメントのCEOであるアンソニー・ポンプリアーノ氏もその選挙陣営の場に立ち会っており、トランプ氏のTruth Socialアカウントでもこの出来事が報告された。

ビットコインをかつて「詐欺」と呼び、仮想通貨を「根拠のないもの」と非難していたトランプ氏だが、2024年の選挙キャンペーンではBTCマイナーを支持し、ナッシュビルで行われたビットコイン2024カンファレンスでも講演を行っている。

Source: Pubkey

Pubkeyのマーケティングスタッフは、テレグラムを通じてBTCの取引がライトニングネットワーク上で行われたかどうかを確認しようとしたが、利用されたかはわからなかったという。映像には、トランプ氏が少なくとも12個のハンバーガーを購入し、参加者に「クリプトバーガー」と称して配る姿が映っていた。

報道によれば、トランプ氏は少なくとも100万ドル相当の仮想通貨を保有している。米国の元大統領であるビル・クリントン氏も、2016年のイベントでビットコインを贈られたことがある。

米国選挙まであと48日

共和党候補であるトランプ氏は、民主党が1988年以来すべての選挙で勝利しているニューヨーク州で「勝つチャンスがある」と主張している。8月のActiVote調査では、カマラ・ハリス副大統領がトランプ氏に対してニューヨーク州で16ポイントリードしていることが示された。

トランプ氏とは異なり、ハリス副大統領は仮想通貨を選挙キャンペーンの一部にしていない。専門家は、彼女がバイデン政権の仮想通貨やブロックチェーンに対する政策から大きく離れることはないと予想している。

ハリス氏の上級顧問の一人は8月に、ハリス副大統領が業界の成長を支援する「政策を支持する」と述べていた。民主党の大統領候補を支持する政治行動委員会「フューチャー・フォワード」は、仮想通貨での寄付も受け入れている。

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