SECがBUSDのセキュリティ主張を撤回し、Paxosの調査を終了
SECがBUSDのセキュリティ主張を撤回でPaxosの調査を終了
SEC (米国証券取引委員会)は、ニューヨークに拠点を置くブロックチェーンインフラ企業Paxos(パクソス)のBinanceブランドのステーブルコイン、バイナンスUSD(Binance USD/BUSD)に関する 調査を終了 した事がわかった。
“Paxos prevails in SEC investigation of BUSD stablecoin” 👏
On Tuesday, we received a formal termination notice from the SEC stating that it will not recommend enforcement action against Paxos Trust Company in the investigation of Binance USD (BUSD).
View the letter and our… pic.twitter.com/8kjysfsPg3
— Paxos (@Paxos) July 11, 2024
「SECのBUSDステーブルコイン調査でPaxosが勝利」
火曜日、SECから、Binance USD(BUSD)の調査において、Paxos Trust Companyに対する強制措置を勧告しないという正式な終了通知を受け取りました。
2023年2月、Paxosは調査と訴訟の可能性を知らせるウェルズ通知を受け取っており、当時SECは、同社がBUSD経由で登録証券を提供していると非難し、ニューヨーク当局はPaxosに対して発行停止を命じていた。それから1年以上経った今、SECは調査を終了し、事件を終結させた。SECの暗号資産およびサイバー部門のホルヘ・テンレイロ(Jorge Tenreiro)代理責任者が署名した書簡には次の様に記載されている。
Paxos Trust Companu, LLCに関する調査を終了しました。現時点で入手した情報に基づき、われわれはPaxosに対する執行措置を勧告するつもりはない。
オペレーション・チョークポイント2.0の一部でであったPaxos調査
Paxosに対する調査は、オペレーション・チョークポイント2.0の一部であり、SECが複数の仮想通貨サービスプロバイダーを広範囲に取り締まるものであった。
当時、SECは証券違反の疑いで バイナンス (Binance)と コインベース (Coinbase)も追及。執行措置により、PaxosはBUSDトークンを段階的に廃止し、少なくとも今年2月まではステーブルコインを償還のみの状態にすることを余儀なくされた。かつて時価総額230億ドル(約3.7兆円)に達したバイナンス関連のステーブルコインは、現在わずか7,000万ドル(約111.5億円)の供給量となっている。
SECの調査中止を受けて、業界の支持者は、規制当局がその強引なアプローチに対して責任を問われるべきかどうか疑問視。それでも、この展開はステーブルコインが非証券であるという立場を明確にし、米国の暗号通貨規制枠組みを求める議論を強化するものとなるかもしれないという期待も垣間見える。
免責事項:本記事の内容はあくまでも筆者の意見を反映したものであり、いかなる立場においても当プラットフォームを代表するものではありません。また、本記事は投資判断の参考となることを目的としたものではありません。
こちらもいかがですか?
SUIは2.8ドルを突破し、過去最高値を記録
Bitwise CEO: Solana の市場価値はまもなく 1,000 億米ドルを超えるでしょう
あるトレーダーは3396万TDSを1.54SOLで購入し、現在のリターンは2571倍に達している。
上海徐匯はブロックチェーン産業の発展を支援し、2024年にプロジェクトアプリケーションの第2弾を開始すると発表した